What is PR PR(Public Relations)とは
定義
組織と組織をとりまくパブリックの間において、
相互に利益のある関係を築く戦略的コミュニケーションのプロセス
PRとマーケティングの関係
マーケティングの対象は市場(顧客)なのに対して、
PRの対象は市場(顧客)を含めた社会全体
PR=パブリック・リレーションズ
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マーケティング
PRの対象(最終ターゲット)
マーケティングより広い企業を取り巻く
社会全体=ステークホルダー
【PRの構成要素】
PRは、ターゲット別の様々なリレーションズを合わせた総体
各リレーションズ | ターゲット(ステークホルダー) |
---|---|
①メディア・リレーションズ | メディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・ネットニュース) |
②カスタマー・リレーションズ | 顧客(潜在顧客)、ビジネスパートナーなど |
③エンプロイー・リレーションズ | 従業員・従業員家族、パート、アルバイト等 |
④コミュニティ・リレーションズ | ソーシャルメディア、地域社会、NPO・NGOなど |
⑤インダストリー・リレーションズ | 競合他社など |
⑥アソシエーション・リレーションズ | 業界団体・学術団体 |
⑦ガバメント・リレーションズ | 省庁・地方自治体・政治家・官僚 |
⑧インベスター・リレーションズ | 株主・投資家・証券アナリスト |
⑨その他 | その他パブリック |
参考『パブリック・リレーションズ』井上喬著
メディア・リレーションズとは?
企業がマスコミ(メディア)との間で、パブリシティ(マスコミからの報道)を
目的に実施する戦略的なコミュニケーション活動。(双方向のコミュニケーション)
戦略的なPRのサイクル
参考『パブリック・リレーションズ』井上喬著
PRのビジネス効果
PRで、顧客やその他ステークホルダーとの関係性を戦略的に構築すると…
- 売上・集客力がアップする
(マーケティング効果) - 独自のポジションを確保できる
(ブランディング効果) - いい人材が集まるようになる
(人材採用効果) - 資金調達がしやすくなる
(会計・財務効果) - 地域社会との関係が深まる
(地元での販売力向上) - 営業活動がスムーズに進むようになる
(営業サポート効果) - 社内が活性化する
(社員のモチベーションアップ) - 他業界などからの連携話がくる
(業務提携効果) - 業界での地位が向上する
(競争優位に立てる) - 株価が上がる
(企業価値のアップ)
社内外にわたりビジネス全体に効果をもたらし、企業の中長期的な成長を実現します。
効果的なPRによる期待効果
PRを実行することで、ステークホルダーとの良好な関係性が築けると…
今まで一方通行だったものが、双方向化する。
LEADER’S VOICE
PR活用のポイント
広告がピンポイントで比較的効果が短期間なのに対し、PRはビジネス全体に効果が長時間持続する手法です。PRは継続して実施して「一気に」というより「穏やかに」「いつのまにか」ビジネスが成長しているという結果を生み出します。ただし、最近は、マーケティングと連携した戦略PRという手法もありキャンペーンなどの短期的な効果も見込むことができます。